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memo de CONTIGO

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スペインのクリスマスについて

navidad001.jpg


店内はほんの少しだけクリスマスですが、リンダプリマヴェーラのガラスのショーケースを借りて
お気に入りのベレンを飾りました。とても小さいのですが、ご来店の際は是非覗いてみてくださいね♪


navidad002.jpg


ベレンとはキリストがベツレヘムの馬小屋で生まれた様子を人形などのミニチュアで再現したものです。
この陶器(ポーセレン)製のベレンは、2003年にセゴビアで一目ぼれして購入したものです。
ひとつひとつの人形がかわいくて、ずっと見ていられます。笑


ロスコン・デ・レジェスの予約を開始したところで、スペインのクリスマスについて説明いたします♪

12月25日はイエス・キリストが誕生した日で、日本ではその前日(イヴ)と当日だけを祝いますが、
スペインでは東方の三賢人(los Reyes Magos)が贈り物を持ってかけつけた1月6日に盛大なお祝いをします。


街では、11月ごろから大きなイルミネーションが飾られます。



写真は私が2003年に滞在していたアルカラ・デ・エナーレスの街での様子。
学校帰りにこの光景を目にして、しばし見学。笑



暗くなると点灯し、街はきらびやかになります。
写真では真っ暗ですが、旧市街の通りに灯されたシンプルなイルミネーションは、
なんだかほっこり暖かい気持ちになりました。


クリスマスイブの夜は「Noche Buena」と呼ばれ、家族が集まります。
日本ではイブの夜は恋人たちの夜というイメージですが、スペインでは家族が集まる大切な夜です。
最近では、サンタクロースからのプレゼントをイブの日にもらう子どもも多くなってきましたが、
本来は1月6日の「Día de los Reyes Magos (東方三賢人の日)」にプレゼントをもらいます。


大晦日は「Noche Vieja」と呼ばれます。
若者たちは友人たちとパーティーを開いて夜通し飲み、賑やかに過ごします。
夜の12時が近づくと各都市の中央広場は、ぶどうやCavaを手に新年を待つ人々で賑わいます。
そして広場の時計が12時の時報(12回の鐘)を打つのに合わせて、ぶどうを一粒ずつ口に運びます。
無事12粒食べ終えられると、新年も良い一年になると言われています。
新年を迎えると同時に、街のあちこちで飲んで歌っての大騒ぎが朝方まで続きます。
この様子は中継されるので、テレビの前で「年越しぶどう」を体験できます。

私もホストファミリーと一緒に自宅で年越ししました。
しかし、12回の鐘の音が想像以上に早く、12粒食べるのに間に合いませんでした!
種も皮もついた大粒なぶどうを食べるのは大変!
皮や種が除かれたぶどうが12粒缶詰として販売もされていました。笑
ホストファミリーのパパと男の子は、ぶどうよりオリーブがいい!とオリーブを12粒食べていました。


元旦。祝日でほとんどの商店は閉まり、特別な行事はないので、家で静かに過ごす人がほとんどです。
前日に夜通しの大騒ぎ、それもそうですね。
地方によっては、元旦の朝食にホットチョコレートとチュロスを食べる習慣があるそうです。


1月6日の「Día de los Reyes Magos (東方三賢人の日)」、大半が家族と過ごす、主顕節の祝日です。
この1月6日がスペインのクリスマスのクライマックスです。
スペインでは、クリスマスのプレゼントを運んでくるのは、この三賢人だと信じられています。
キリストの生誕を祝うため、東方から三賢人がラクダに乗って貢物を携えベツレヘムを訪れたことに因んだ伝統行事です。

1月5日には、子供たちが楽しみにしている三賢人の華やかなパレードが各地で行われます。
この何日か前に子供たちは三賢人に手紙を書きます。その手紙では、おばあさんの健康や平和などを祈り、
また自分が欲しいものを伝えます。そして時には1年間あまり良い子でなかったことを告白し、
次の年には必ず良い子になることを約束します。というのは、悪い子だとcarbo'n(炭)しかもらえないことに
なっているからです。そうなったら大変と子供たちは親に脅かされながらこの時期ばかりは
必死になって良い子であるよう心がけます。

5日の晩子供たちは、お願いしたプレゼントを入れてもらうため、家の中の目立つ場所やバルコニーに靴を置いて寝ます。
靴のそばに飲み物や食べ物を添える慣わしは、遠くから来る三賢人とラクダをねぎらう意味があります。

navidad003.jpg

写真はホストファミリーの5日の夜の様子です。
ツリーの周りには家族や親せきからのたくさんのプレゼント。
三賢人からのプレゼントは、それぞれの靴の上に置かれています。

テーブルの上には三賢人に、と子供たちが用意したミルクとビスケット、
バケツには三賢人が乗ってきたラクダが喉を潤すために、水がいっぱい入っています。
わくわくしながらそれを私に説明してくれた子供たち、かわいかったなぁ。

6 日の朝、子供たちは眠っている間に三賢人が届けてくれたプレゼントを見つけ大喜び。
子供たちが私の部屋にも飛び込んできて、私にもプレゼントがあるよ!と届けてくれました。
そして、空っぽになったミルクのコップやお皿、バケツを指さして、ほら!三賢人とラクダ、本当に来たんだよ!
と興奮して教えてくれました。

そして昼食後、家族みんなでロスコン・デ・レジェスを切り分けて食べます。

roscon006.jpg

私はソルプレサもそら豆も当たらなかったけれど、この家族と過ごせて本当に幸せだなぁと
しみじみ思ったのを覚えています。


最後に、東方の三賢人をご紹介。

navidad005.jpg

この東方の三賢人のことをスペイン語でレジェス・マゴス(Reyes Magos)といいます。

左からバルタサール(Baltasar)、メルチョール(Melchor)、ガスパール(Gaspar)という名です。
メルチョールは黄金、バルタサールは乳香、ガスパールは投薬を贈ったとされます。

彼らはペルシャ人で、宗教・自然科学・薬学・数学・天文学・占星術に精通している人たちと言われています。
青年、壮年、老人という人間の3つの時期を表わし、3つの贈り物もキリストの生涯の局面を象徴的に示しています。
黄金はキリストの王権、乳香(香料)は祭司職を、防腐処理用の没薬は 受難と死を意味すると言われています。
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